「すぼむ」と「しぼむ」の違いとは?|小学校国語『たんぽぽのちえ』から始まる辞書引きと、庭のカタバミ観察記

01. 『たんぽぽのちえ』に登場する「すぼむ」と「しぼむ」の謎

長女の学校の国語の教科書で、「たんぽぽのちえ」というお話がありました。
宿題で音読が出ていて、さらに休校解除前は課題プリントがあり、その新出語句に

「すぼむ」

という言葉がありました。しかもプリントには、「『しぼむ』とは異なる」と書かれていました。
そもそもこの「すぼむ」という言葉の意味は、どういうものなのだろう?気になった私は、娘の国語辞典で娘と一緒に引いてみました。

「すぼむ(窄む)」:→「つぼむ(窄む)」:
1. せまく、小さくなる。例)メガホンは、つぼんだほうを口にあてる。
2. さいた花がとじる。例)タンポポの花は夜になるとつぼむ。
参考:「すぼむ」ともいう。

「しぼむ(萎む・凋む)」:
小さくなってちぢむ。いきおいがなくなってしおれる。
例)風船がしぼむ。かびんの花がしぼむ。

金田一京助『例解学習国語辞典』より引用(2019年、小学館)

02. 庭のカタバミで実物検証!朝に「咲き」、夜に「すぼむ」姿

ほおぉ~!なるほど。「同じ意味でない」というのはそういうことだったのか~~~!
なので、「すぼむ」は花が閉じても枯れたわけではなく、「しぼむ」は勢いがなくなって枯れる(しおれる)、ということなんですね。スッキリ~♪

これを、ちょうど家に咲いていた「カタバミ」で表してみました。
毎日夜になるとすぼんで、朝になるとちゃんと咲かせてくれています!こうして並べて見ると一目瞭然ですね(^^♪

カタバミ、咲く。
カタバミ、咲く。(昼の姿)
カタバミ、すぼむ。
カタバミ、すぼむ。(夜の姿)
POINT 01 // 1文字違いの「言葉の解像度」を辞書で磨く
「すぼむ(窄む:傘や花びらが狭く閉じる)」と「しぼむ(萎む:勢いがなくなって縮みしおれる)」。なんとなく同じような意味だと思い込まず、親子で国語辞典を引いて正確な定義を確かめる習慣が、論理的な読解力の土台になります。
POINT 02 // 辞書の定義と「実物の自然観察」をリンクさせる
辞書で知った言葉を庭のカタバミの「咲く姿」と「夜にすぼむ姿」で実際に観察してみることで、教科書の中の語句が「生きた体験と結びついた確かな語彙」へと変わります。

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