小学5年生のプログラミング講座では、これまで取り組んでいたScratch(スクラッチ)のテキストが一通り終わったため、現在は「タイピング練習」と、教育用マイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」を使った実習に進んでいます。
01. 基本の「ホームポジション」と、データの蓄積で見える成長
タイピングはまだ始めたばかりですが、最初はスピードよりも基礎の型となる「それぞれの指のホームポジション」をしっかり意識しながら打つ練習をしています。

タイピング練習には「インターネットでタイピング練習 イータイピング(e-typing)」を使用しています。
無料で会員登録ができ、練習結果を保存すればランキングが出たりグラフ化されたりと、子どもたちの励みになる要素がたくさんあります。コツコツ続けていけばデータが蓄積され、自分の成長が一目でわかるようになるので、これからますます楽しくなってくるのではないかと思います。
02. 「micro:bit」で作るじゃんけんゲームと、ブロックからPythonへの橋渡し
そして本題の「micro:bit」では、まずじゃんけんゲームを作りました。
画面上でブロックを使ってコーディングしたプログラムをマイコンボード(micro:bit)に転送し、Aボタンを押すとLEDライトに信号を送って「グー・チョキ・パー」を光らせるという仕組みです。Aボタンを押すたびにじゃんけんができるので、とても楽しいですよ。




さらにもうひとつ、うらないゲームも作りました。
このmicro:bitのすごいところは、ブロックでコーディング(ビジュアルプログラミング)ができるだけでなく、同じ処理を自動で「JavaScript」や「Python」といった本格的なプログラミング言語のコードとしても書き出してくれるところです。まさにビジュアルからテキスト言語への「橋渡し」をしてくれる存在ですね。



03. イギリスBBCが開発した小さなマイコンと、プログラミングの本質
このmicro:bitは、イギリスのBBC(英国放送協会)が教育目的で開発したマイコンボードです。2016年にはイギリスの11〜12歳の子どもたち全員(および希望者)に無償で配布され、授業やワークショップで広く活用されているそうで、日本にも2017年から入ってきました。
- POINT 01 // 家電の半導体チップと同じ「多彩なセンサーと通信機能」
- 小さな基板の中に、明るさセンサー、温度センサー、加速度センサー、磁力センサー、さらに無線通信機能(Bluetooth)などが搭載されています。身近な家電に入っている半導体チップと同じ仕組みなので、アイデア次第でいろんなものを作ることができます。
- POINT 02 // 子どもたちの発想から生まれる「誰かを助けるシステム」
- 実際にイギリスでは、「赤ちゃんにmicro:bitをつけて、熱が出るとお母さんに知らせる」「ドライバーにつけて、運転中に眠りそうになったら探知して起こす」といった素敵なアイデアが生まれたそうです。当塾の教室でも、そんなあっと驚くような面白いものを作ってみたいですね。
- POINT 03 // 命令を出すのはあくまで「人間」である
- ただ、ひとつ言えるのは、そもそものプログラミングができなければ機械は何の価値も持たないということです。命令を出すのはあくまで人間であり、正しいコーディング(論理の組み立て)ができていなければ動きません。
とはいうものの、最初はビジュアルプログラミングで気軽に挑戦できるので、決してハードルは高くありません。
実際に自分の手で動かして楽しみながら、本格的なプログラミング言語へのステップも自然と学んでいける、素晴らしい教材だと思います。
PROGRAMMING & LEARNING SYSTEM // ENGINEERING & ROBOTICS LAB
ビジュアルからPython、そしてロボット実機制御へと繋がる一貫カリキュラム。
当ラボでは、小学生期のタイピング習慣やビジュアルプログラミングを入口として、中学・高校期にはPythonによる本格的なアルゴリズム構築やロボットアーム(DOBOT)・ドローン(CoDrone EDU)の実機制御へと段階的にステップアップしていきます。独自学習管制システム『LAB DECK』および学習環境の詳細については以下よりご覧ください。
