今日は子どもの髪の毛を切りに、シェラ・クープさんへ行ってきました。
切り始めてからしばらくすると……珍しいお客さんが入ってきました!
はじめに異変に気づいたのは店長さんでした。
「なんかバタバタしてる……!!」
だれかと思ったら……

そう、鳥です! 鳥が入ってきたんです!
珍しいことなので、私も子どもたちも大興奮!(笑)つい写真を撮ってしまいました。
でも店長さん曰く、「ときどきあるんですよ」とのこと。……そうなのかぁ! まぁ確かに入口の扉は開け放してあるので、絶対に入ってこないことはないだろうけど……。
店長さんはさすがに慣れた感じで、虫取り網でサササッと捕まえて外に逃がしてあげていました。
01. なぜ「口を開けたまま」固まっているのか?——図鑑とWebでの原因究明
外に出た鳥はしばらくの間、看板のところに留まり、ひと休みしていたのですが……よく見ると口を開けたまま固まってる!!
鳥が口を開けて留まっている姿は初めて見ました。そこで「これは一体どういうことか」と手元の図鑑で調べてみると……
「病気の鳥」
学研『ニューワイド 学研の図鑑 鳥』より引用(2014年、学研教育出版)
口を開けてこきゅうをしてる。
なんと! 病気?!
ただ、図鑑にはそれ以上詳しいことは書かれておらず、さらにWebで検索してみると、文鳥についてですが呼吸に関する詳しい記事(文鳥と開口呼吸)が見つかりました。
- RESEARCH 01 // 暑さや運動後の「開口呼吸」
- 記事によると、鳥は病気のときだけでなく「暑くなったり、激しい運動をした後に口を開けて呼吸する」ことがあるようです。
- RESEARCH 02 // 今回の状況との照合
- つまり今回は病気ではなく、網で捕まえられるときにバタバタして(=運動して)興奮したため(=体温が上がって暑くなったため)、口を開けて熱を逃がしていたと考えられます。なるほど!
02. AIアプリ「Biome」での同定と、オス・メスの色の違い
ちなみにこの鳥、すぐには何という鳥かわからなかったので、いきものアプリ「Biome(バイオーム)」で調べました。
- STEP 01 // AI判定(確率75%)と最初の疑問
- 最初のAI判定では75%くらいの確率で「イソヒヨドリ」だと出ましたが、パッと見の代表写真が「きれいな青い鳥」だったため、「いやこれは違うだろうなぁ」とアプリ内で質問をしてみました。
- STEP 02 // 8秒後の回答と「日本の鳥百科」での検証
- すると、わずか8秒後にやはり「イソヒヨドリ」だと回答がありました(速い!)。そこで改めて「イソヒヨドリ」を画像検索してみると、サントリーの愛鳥活動サイト「日本の鳥百科」に答えがありました。どうやらきれいな青色はオスのほうで、今回の珍客はメスのほうだったようです。
模様やカタチをよく見ると、確かにそれっぽいですね。最初の写真の印象だけで決めつける早とちりはよくなかったです(笑)。いやはや〜、原因も種類もわかってスッキリですね〜!
そしてこの「イソヒヨドリ」、オスは青い鳥なので「幸せを運んでくる縁起のいい鳥」とされているようです。
まぁ今回はメスで黒っぽい鳥でしたが、勝手に「ちょっと縁起が良かった」として気分良く終えたいと思います♪
OBSERVATION & FACT-CHECKING // ENGINEERING & ROBOTICS LAB
1つの情報だけで早合点せず、図鑑・Web・AIを組み合わせて「本当の原因」を突き止める。
「図鑑に病気と書いてあるから病気だ」「代表写真が青いから違う鳥だ」と1つの情報だけで結論を出さず、複数の情報源を照らし合わせて検証(クロスチェック)する姿勢は、科学の探究においても現代の情報リテラシーにおいても極めて重要です。当ラボの学習環境や、知的好奇心を育てる推薦図書・映画データベースは以下よりご覧ください。
