こんばんは。takaです。
先日、玄関のドアで、珍しいクモを見かけました。

調べてみたら、名前はアオオニグモ(青鬼蜘蛛)というようです。
名前は恐ろしい感じですが、毒グモではなく、オニグモ属の中でも中型に分類されています。
それにしても緑色のキレイなこと!お腹が白いのもおもしろい。
緑色は、普段は葉を丸めて巣をつくり、そこに身を潜めているため、保護色になるそうです。
まぁアオムシもカマキリもバッタも、その辺を歩いていると目立つけど、葉の上や草むらでは目立たないもんね。
緑のクモがいても不思議ではないわな。
そこで緑のクモが他にいないか、調べてみました!
クモっておもしろい!
なんとまぁ、たくさんいること!虫がちょっと苦手という人はここから先はやめておいた方がいいかもしれません…(^^;)
全身緑とか
お腹が黄色で脚に毛があるとか
…あ!
よく見ると、このアオオニグモも、脚に毛がある!!
他には…
全身黄色とか
全身毛むくじゃらとか(タランチュラ)
それに目みたいなものがついてるやつとか(ハエトリグモ)
さらには赤と青の模様があるとか(ピーコックスパイダー)
ってとにかくいろんなクモがいました!
特にハエトリグモはこんなにカワイイんです。

毛だらけなのはちょっと気持ちが悪いかもしれませんが、大きな目は愛らしいとさえ思えてくるのはおかしいでしょうか…?
しかも体長が1cm程度。その辺の家屋にごく普通にいるらしい。
ということは、家の中で遭遇したクモを、拡大してみると、こんな姿が見られる??
なんとも実感がない、不思議な気持ちです。
さて、このハエトリグモですが、過去には興味深いものがありました!
室内版の鷹狩り
江戸時代の一時期(寛文から享保頃)には、ハエトリグモを「座敷鷹」と呼んで、蝿を捕らせる遊びが流行した。これは大人の遊びで、翅をやや切って動きを制限したハエを獲物とし、複数のハエトリグモにそれを狩り競わせるというものだった。文字通り、鷹狩りの室内版だったのである。
やがて座敷鷹が娯楽として定着するにつれ、クモを売る商売やクモを飼い置くための蒔絵を施した高価な印籠型容器まで出現した。強いクモは非常に高価で、当時の江戸町人の平均的な月収に相当したという。後には廃れたが、一説には賭博の禁止令により、博打の対象となっていた座敷鷹の遊びも消滅していったとされるフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用(2019年11月7日 (木) 11:40)
いや~、クモたちにハエを採らせて(狩らせて)遊んでたんですね~。
犬にフリスビーを投げて取ってこさせるという感じでしょうか??
それとも虫を使っての遊びということで、カブトムシとクワガタを戦わせて遊ぶような感じでしょうか??
とにもかくにも、私は虫で遊んだ記憶がないので、私にとっては未知の世界なわけです。
おもしろいですね~。
でも待てよ。このハエトリグモ。大きさは1cmくらいと、そんなに大きくないぞ。それがどうやってハエなんて捕まえるんだ??
同じくwikiからの引用ですが。
非常に多くの種類がある。いずれも比較的小型で、足も長くないが、よく走り回り、ジャンプも得意。英名はジャンピングスパイダーである。歩きながらえさを探す徘徊性のクモである。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用(2019年11月7日 (木) 11:40)
ジャンピングスパイダー!!
Jumping Spider!!
なるほど!ジャンプして捕まえるんだね。
…ってまぁ、いるか、普通に。ジャンプするクモなんて。
なんか文字だけ読んでると、エサを捕まえるのに巣をはらないでジャンプしながら探し回るとは…なんて健気なんだとまで思えてしまいます…。小さいから余計ですね。
これまでクモを見つけたら、すかさず倒していたのが申し訳なかった気がします。
小さい命でも精一杯生きてるんですね。ジャンプしながら。
で、ドアップで顔を見たらあのはっきりした目がふたつ、何かものを言いたげな様子でこちらを見ているのかもしれない…。
…想像してしまうとクモさんを倒せなくなってしまいますね。
まぁ、見かけたら外に出してあげるくらいしようかな。
あまり殺生なことはしないほうがいいですよね。
そして気になったのはやっぱりあのタランチュラ。
タランチュラに咬まれたら、踊って毒を吹き飛ばせ~?!

毒グモの代名詞みたいに言われますよね。
でもその毒の強さは、実はたいしたことがないようです。
何より驚いたのは、その語源!
語源はイタリアの港町、タラントであるとされる。その地方には毒グモの伝説があり、それに噛まれるとタランティズムという病を発症するといわれた。タランティズムの患者は死なないためには、タランテラという踊りを踊ればいいという伝承があり、この伝承に触発されて多くの音楽が作られ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用(2019年11月7日 (木) 11:40)
たって…マジですか!
1755年に出版されたサミュエル・ジョンソンの英語辞書には'Tarántula. n.s. [Italian; tarentule, French.] An insect whose bite is only cured by musick.'(これに咬まれると音楽以外に治療法はない昆虫」と書かれていた
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用(2019年11月7日 (木) 11:40)
なんとも疑わしい…でもおもしろいのでそんなこともあってほしい気もする…。
なんかタランチュラのイメージが変わってしまった…^^;
タランチュラに咬まれたら、踊って歌え!だなんて、呑気で平和な素敵な伝承!
そして怖かったのは、コチラ!
バナナスパイダー(クロドクシボグモ)
バナナの中に潜む習性のため、そう呼ばれるらしい。生息地は中南米。
学名の「Phoneutria」は、ラテン語で「殺人者」を意味し、その毒は、1匹で人間の80~100人ほどを殺すことができるといわれているほどの猛毒で、ギネス記録になっているとか。
血清ができたため、最近の死亡例は少なくなったとのことです。(よかった~)
気になるのは同じ毒グモのセアカゴケグモ。
こちらによる死亡例は国内ではないようで、咬まれて症状が出ても血清もあるので深刻なことにはなりません。(これまたよかった~)
私が住んでる団地内にもセアカゴケグモが出たという報告があったので、気をつけたいところです。
そしてそして、また驚いたのが!
って話が尽きない…また別の機会にお話ししましょう(笑)
ではでは、このへんで失礼します。