三重県多気町にクリスタルの森があります。
そこにこんな畑を見つけました。
以前、子どもが保育園のお散歩でここに来た時、ブロッコリーをいただいたと話していました。
写真で咲いている花はブロッコリーの花のようです。根元のあたりを見ても、普段見慣れているブロッコリーの姿が見られなかったため、正直、「ホントにブロッコリーなの?!」と思いましたが、菜花っぽい花や子どもの話からするとやはりブロッコリーでよいのだと思います。
管理されているのは「三重県多気町 土力(どりょく)の会」。看板がありました。
この「たき土力の会」、調べてみると実は何気に素晴らしい農家さんでした。
2015年に、世界土壌微生物オリンピックで銀メダルを受賞し、バイオ炭を用いた土づくりをしていて、国内だけでなく海外からもそれを学びに研修生が来ているそうです。
有機農法で栽培した旬の野菜セットをインターネットで販売もしています。
詳しくはコチラ「三重県多気町 土力の会」。
ふるさと納税ではフルーツトマトを提供しています。
さらに見ると、土力の会は和食育協会CSAの提携農家さんであり、地域支援型農業をされているとのこと。つまり、
消費者自身が農業運営に参加し、生産者の支援をすることで、相互の信頼関係のもと、消費者は新鮮なこだわり野菜を受け取ることができる、新しい農業モデル
和食育協会 (最終閲覧日:2021年3月31日)https://www.washokuiku.jp/
を行っているようです。
また、和食育協会は「FOOD ACTION NIPPON」の推進パートナーとなっていていて、ここでは国産食材の生産拡大・消費拡大を目指しています。賛同するパートナー数は1万を超え、“おいしいニッポンを”残す、創るべく活動しています。
日本の食料自給率は今、38%(農林水産省、2018年度)。
日本の農業を守り、かつ日本の未来の食を守る。おいしい日本食を未来の子どもたちに。
「未来を創造しよう」
うちの理念と共通するものを感じました。
こんな身近なところでそんな発見があって、なんだかうれしく思いました。
未来の子どもたちのために、共に頑張っていきたいですね。