
第二本棚購入
廊下や床など、いたる所に本が積まれていたので、去年の暮れに本棚をもう一本導入しました。
滞ったブログ更新と滞った本の整理を打破するため、2026年はしっかり記事を書いていこうと誓ったところです。
それにしても、導入して1カ月でもう早くも棚がいっぱいになり、タワーのように積まれていた本がいかに多かったかが面で理解できるようになり感慨深くなっているところです。
ちなみに、”第二”本棚と書いているのでお気付きだろうと思いますが、”第一”本棚もございます。この第二本棚と全く同じ本棚なのですが、そちらもほぼ満車状態になっています。そろそろ”第三”本棚を考えないといけないのかもしれないですね。

『ババヤガの夜』
- 著者:王谷晶
2025年にダガー賞を受賞したということで話題になったのでセレクト。
二人の相反する女性が共にその過酷な運命を駆け抜けていく。ストーリー上に大きな仕掛けがあり素直に楽しめた。
また、本のボリュームといい、ハラハラさせるアクションシーンといい、あっという間のエンタメが絶妙なバランスでぶち込まれている作品でした。
『雪の花』
- 著者:吉村昭
2025年は熊の出没が多かったので『羆嵐』を読もうと思って一緒に購入し、まだ『羆嵐』は読んでません。
福井藩の町医者が天然痘ワクチンを普及させるために人生を捧げた笠原良策の物語。
ワクチンに対する偏見、藩の妨害など様々な障壁が書かれていますが、コロナパンデミックの時も同様だったような気がします。それが正しい正しくないはともかく、時代は違えど人間は同じことを繰り返すんだなと感じた。
ちなみに、こういった教科書には出てこないけど何かの礎を築いた人たちに凄く憧れを感じます。


『君のクイズ』
- 著者:小川哲
クイズ番組でのゼロ文字正答はなぜできたか?っていう話なんですけど、はっきり言って最初から最後までどうでもよいうんちくだらけ。
そのどうでもよいうんちくの中に、自分と対戦者のこれまでの人生が瑞々しく描かれ、またゼロ文字正答の謎が解けた時には、あたかも本格派ミステリーを読み終わった後の気持ちにさせてくれる。いったいこの作品はなんなのだ?
『テスカトリポカ』
- 著者:佐藤究
小川哲さんがYouTubeでお薦めしていたので購入。そして納得の作品でした。
ストーリーは幾重にも大きなテーマが重なりながら進んでいきます。現代のグローバリズムを背景に、宗教、麻薬、臓器移植、児童虐待など、日常に潜む闇が大きな渦となって現れはじめます。
さすがに直木賞を受賞しているだけあって、圧巻の内容でした。


『チョウはなぜ飛ぶか』
- 著者:日高敏隆
長女(中1)が冬休みの課題で読むと言っていたので、負けず嫌いの私も読むことにしました。
1975年初版の本なので古いんだろうなという思いがあったのですが、むしろ逆でこんなワクワクする科学本はないんじゃないか?というくらい面白かったです。
実験もしくは研究の結果はもとよりその過程における失敗や回り道が書かれており、その行為自体の楽しさが伝わってくる、そんな内容でした。
私みたいなおじさんよりも中高生にとてもオススメな本だと思います。
