今も昔も風情あるものは変わらない?

 

家の庭にあるハナミズキが真っ赤に紅葉しています。

3本あるのですが、1本はもうすでに葉を落としてしまいました。

残る2本が見頃です。

紅葉したハナミズキ
紅葉したハナミズキ

夕方、外が暗くなってきたため、センサーライトが反応しはじめる。

その光はハナミズキを照らし、より一層輝かせる。

束の間のライトアップというところだろうか。

この時分、紅葉した山々はさぞ美しいことでしょう。

「山」に関する季語

そういえば先日、季語を眺めていた時、

山に関する季語をいくつか見つけたので紹介させてもらいます。

・・・「山笑う(わらう)」

・・・「山滴る(したたる)」「山茂る(しげる)」

・・・「山装う(よそおう)」「山飾る(かざる)」「山彩る(いろどる)」

・・・「山眠る(ねむる)」

どの表現も、よく言いえていますよね。秋冬の言い方は、特に素晴らしいと思います。

改めて日本人の感性の豊かさに感激しました。

 

「山燃える」

山燃える
山燃える

それにしても、山が燃えたように色づく様子を、季語として

「山燃える(もえる)」(燃ゆ?)

とは言わないものなんですね。

 

石川さゆりの『天城越え』に次の一節があります。

舞い上がり 揺れおちる 肩の向こうに あなた… 山が燃える

この「山が燃える」とは、歌の舞台である伊豆半島天城山の紅葉を歌ったのか、

と言われると謎ですが、情熱的な恋の歌なので、激しい恋愛感情をたとえているように思われます。

 

さて、話を戻して、新しく季語に追加することってできるんでしょうか。

機会があれば「山燃える」、ぜひ提案したいものです。

 

「納豆汁」???

そして季語を見ていた時に見つけたのが、「納豆汁」!

これはいったいどんなものなんでしょうか?

納豆汁(なっとうじる)とは、納豆を加えた味噌汁の一種である。

材料は、納豆、味噌、豆腐、油揚げ、野菜類などで、納豆は挽き割り納豆がよく用いられる。

俳句における「冬の季語」となっている。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

「納豆汁」があるものなんですね。 どうやら納豆入り味噌汁のことのようです。

私は飲んだことがないので、その味は未知の世界ですが、ぜひ挑戦してみたいと思いました。

納豆うどんは時々食べます。サラッとしていておいしいので、意外と「納豆汁」もおいしいかもしれません。

その感想は、またの機会に。