読書記録 – マインドセット, 子供にまかせる

 

気持ちの持ち方は重要

「シリコンバレーはもはやマインドセットだ。」と言われている昨今、日常生活においてもマインドセットの在り方が非常に重要だと感じています。

簡単に言ってしまえば、ポジティブ思考かネガティブ思考かによってその人の人生は大きく変わるだろうし、思い込みが限界を作っていて成長の邪魔をしてるんじゃないかということ。

確かに数学の問題を解いていても、これは自分では無理だ、難しすぎる、とてもできっこない、といった意見はよく耳にする。そして、たいていその場合は問題を読まずに諦めてしまう、解答だけ見て理解した風にしてしまう、寝る(笑)といった具合だろう。

もっとこうなんだろう、泣きながらでもいいから粘り強くやり抜くところがあっても良いと思う。なんか小さくまとまろうとしているような気がしてならないなぁ~。

参考文献 : 『マインドセット』キャロル・S・ドゥエック

『マインドセット』表紙
『マインドセット』 – 2021年10月29日

 

意思決定は誰がする?

子どもに意思決定をさせることは大切だと思います。どこまで任せるかの線引きは難しいですけど。

中学受験・高校受験・・就職などの場面に出くわすことが多いのですが、親としては色々口を出したいところですよね。(笑)

まだ受験だと大したことはないのですが、就職となるとやっぱり公務員になってほしい!っていう気持ちが前面に出ているように感じます。

はっきり言ってやりたいことなんて分からない!っていう子どもたちが多いし(それ自体が問題なのかなぁ)、安定している大企業・公務員が良い!(本当は安定しているっていうのは不透明なんだけど)っていう親が多いため、相変わらず公務員は絶大な人気を誇っている。

でもあまり介入しすぎると、万が一そのメリットが失われたときが怖いですよね。

その意思決定をしたのは自分ではないと思うはず・・・(汗)

一方、子どもにやってみたいことがあってそれを強く望んでいるならば、親はその希望を本人に意思決定させながら上手く形作っていくのを手助けする、これがベストですよね。

参考文献 : 『The Self-Driven Child』ウィリアム・スティクスラッド, ネッドジョンソン

『The Self-Driven Child』表紙
『The Self-Driven Child』 – 2021年10月29日